視力の低下と年齢について

目のイメージ

視力と年齢って関係がありそうじゃないですか?気になって夜しか眠れなくなったので調べてみました。この記事を読めばあなたも視力マスターだ!m9(^Д^)

子供の頃

生まれたての人間ってどんな見え方をするのでしょうね。いくつかの文献を参考に要約しました。

生後1ヶ月〜3歳頃まで

生後数ヶ月の赤子でも目の前の動きを認識できるらしいです。視力でいうと0.01~0.8へ成長していく頃です。
親が手を降ったりしたのを目が追うから”見えている”判定なんでしょうね。見えている判定はいつの時代も検査機関次第で手法が変わるので、参考程度に考えるのが妥当かと思います。動植物の絵を見せたり、ランドルト環(Cの字の検査記号)を使って検査するなど、”コレ!”と決まった方法はないとのことです。
成長に合わせて段々と遠くまでしっかりと見えるようになると言われています。見たものを記憶し、認知できるようになることからも”段々と見えるようになる”という表現はしっくり来ます。

5歳〜8歳頃

視力の平均は1.0を越えてきます。5歳では約85%が1.0以上の視力を持つとされています。
身体の成長が著しいように、目もしっかりと成長する時期です。いろいろなものを見て目の筋肉も発達していきます。目と脳の神経接続の数が急速に発達していく中で、きちんとした視覚情報を脳へ送ってあげることが大切になると言われています。視力が弱いお子さんにはメガネを用意してあげるのがベストです。
ちなみに私が小学生の頃は視力が弱い子の事を「目が悪い人」と呼んでいました。ある日先生が「視力が弱い」という言い方を使い始めて、目が悪いという表現が段々と無くなっていきました。今にして思えば、視力による差別や優劣をなくそうという努力だったのだと思います。

10代

10歳代では目の機能が完成していると言われています。基準となる視力は1.0のはずですが、40年前の10代と最近の10代とでは、視力1.0未満の子がかなり増えているという調査結果が出ています。
高校生を対象にした調査では、1979年では視力1.0未満は全体の50%強だったのに対し、2018年の調査では1.0未満の子は全体の65%程度にまでのぼります。
外で遊ぶ機会が減少し、インターネットの普及によって携帯電話やパソコンなどを見る機会が増え、近視になる傾向があるようです。

大人になってから

成人してからの視力はどうなるでしょうか。行く先は老眼って感じがしますが…。

20~30歳代

20~30代の視力は10代後半から変わること無く維持することが比較的簡単だとされています。
アラサーの私は高校時代に近視になり始めてから25歳ごろには0.5~0.7くらいの視力になりました。今でもその程度だと思います。生活スタイルとしてはパチンコ屋で漫画を読み、寝る前にスマホを触り、今の仕事はパソコンを見る機会が多い、バリバリの近視コースです。
目の筋肉によってピント調整をしているので、近くばかりを見ていれば遠くを見るための筋肉の動きは衰えるのが当たり前ですよね。目の筋トレしなきゃ。

40~50歳代

段々と近くのものが見えづらくなります。老眼ですね。
そういえばカーチャンも40歳代前半から近くが見えづらいって言ってました…^^; 遠くの視力は1.5とか調子が良いときは2.0だった母ですが、やはり近くは見えづらくなりました。老眼は目の筋肉の柔軟性が失われていくにつれて進行します。カーチャンは柔軟もできなかったから目の筋肉もきっと固かったんだな…(適当)

60歳以降

急激な変化が訪れる可能性が高まります。特に、家系として糖尿病の恐れがあったり、高血圧であったりすると視覚に影響が及ぶ恐れがあります。
定期的な眼科検診をしながら、健康な目を維持したいですね。
もう90になる田舎のじーちゃんとばーちゃんたちはなにしとるかなぁ。

まとめ

5歳頃までにぐんぐん見えるようになって、10代になる頃には目が本当の意味で出来上がります。20代からは目の健康に気をつけて現状維持を心がけ、年を重ねても体の変化と上手に付き合っていくのが良さそうです。しっかり見えるに越したことはないとは思いますが、それだけで人生が決まるわけではないし、今は目の治療方法も薬物療法や手術など、いろいろなスタイルが確立されていっています。もちろん治療の為の金額やリスクなども多種多様になりますが、技術の進歩で改善できる可能性が高まっていることはとってもワクワクなことです。楽しみです。
そういえば今回の調査で”ブルーベリーは目に良い!”理論は見当たらなかったです。医学的にはそこまで強い根拠はないらしいですが、栄養価が高いので目や体に良いのは間違いないんですって♪また気になることがあったらブルーベリーが及ぼす健康への影響についても調べてみます!