歯が痛い、ロキソニンSクイックを飲む。でもなぜ効く?

歯、一度痛くなると痛すぎて痛すぎて、もうなにも考えられなくなりますよね。30代に突入してから久しぶりに歯が痛くなりました。どうやら10年近く前に”根の治療”をやっていただいた奥歯がじんじんした痛みを訴えているようです。

【歯痛にはロキソニン】これはもうむか〜しからなんとなく聞いてきた言葉だったので急ぎドラッグストアへ行きロキソニンを購入してきました。

ロキソニンの効き方メカニズム

知ってますか?ロキソニンがなぜ痛みに効くかということを。

錠剤を飲んで患部にだけ作用するなんて不思議な話ではありませんか。もっと健常な部位に副作用とかドーピング的な効果とか、そういう全身に広がる効果が見られても良いはずなのにピンポイントに【歯痛に効く】とはどういうメカニズムなのだろうと思って調べてみました。

決め手は酵素を抑える働き

ロキソニンには”ロキソプロフェン”(正確にはロキソプロフェンナトリウム水和物)が主成分として入っていて、そのロキソプロフェンが発熱や痛みの原因を抑えることによって効果が現れるということでした。

痛みの原因は、人の体内で生成される”プロスタグランジン”と呼ばれる物質なのだそうです。そのプロスタグランジンは体内で発生する”アラキドン酸”と、酵素である”シクロオキシゲナーゼ”が結びつくことによって生成されます。

ロキソニンの主成分であるロキソプロフェンはシクロオキシゲナーゼに阻害作用を及ぼし、アラキドン酸と結びつきづらくしているということでした。

つまり、患部が良くなっているのではなく、患部の救難信号を脳にわからないようにするということですねきっと・:*+.\(( °ω° ))/.:+