寝不足の日にはお腹というか、胴体の中身が握られるような鈍痛を覚えることがあります。深酒した日は二日酔いと相まって最悪のコンディションです。どうしてお腹が痛くなるのか、そもそも寝不足のせいでお腹が痛くなるメカニズムがあるのかを調べてみました。
寝不足でお腹が痛くなるのは本当
医療機関のコラムや医療器具メーカーのコラムを見たところ、寝不足によってお腹が痛くなるという関係はあり得るという回答が目立ちました。寝不足による自律神経の乱れが引き起こす胃腸の不具合です。
自律神経とは
自律神経を今回のような腹痛と絡めて考えると、以下のようになります。
人間が活動している日中には交感神経が優位になりますが、その際胃腸の働きは弱まります。一方、人間が睡眠を取り、安静にしている夜間には副交感神経が優位になり、胃腸の働きは強まります。
テンシャル様公式webサイト〜https://tential.jp/journals/sleep/-/055
自分で意図して動かしていない臓器をコントロールする役割をもつ【自律神経】が、いつもは寝ているはずの時間まで起きて活動してしまったことでバグってしまっているということです。本当は寝ている間に動かすはずだった胃腸をずっと微妙に休ませ続けて、どこで胃腸を働かせるかわからなくなってしまっているわけです。
寝不足腹痛の直し方
寝不足による腹痛の直し方はほとんどないはずです。しっかり睡眠を取って時間が解決してくれるのを待つべきです。ただし、暴飲暴食を伴った寝不足の腹痛であれば、1日ほどなにも食べないか、少し食べる、固形物を避けるなどすると回復が早いです。筆者の経験です。
まとめ
寝不足による腹痛は【あり得る】という事がわかりました。
しかも原因は臓器の働きなどをコントロールする【自律神経】が乱されてしまうことにありました。
回復するには【安静にする】がもっとも有効です。
睡眠を取って暴飲暴食を避けましょう。または、ここぞというときには体調を崩す覚悟を持って飲み会に挑むしかないということになるので、気を引き締めていきましょう!